【まるで耐久!?】60分走り放題

耐久レースかっ!?

ハーバーサーキット木更津店で「ジュニアクラス朝練60分走り放題」のイベントが開催されました。

通常時のスポーツ走行では1セッションあたり6分間の走行時間ですが、今回はマシンを途中で交代しての30分×2=合計60分走り放題ということになります。走行料金も割安にはなります。

目的は・・・

  1. 筋力やスタミナをアップすること
  2. レース時を想定して常に集中力を維持すること
  3. 複数周回をしていてもミスを少なくして毎周の平均タイムを向上すること

これらを目指してのエントリーでした。

先日のレースでも痛感させられたのが、予選でのスプリント力(規定時間内で一番早かった周回のベストタイム)だけではなく、決勝ではタイムよりも順位で結果が決まるということを意識しておかないと成果が出ないということです。

ではその為には何が必要か?

  1. スプリント力を上げる=これにより決勝のスタートグリッドが有利なポジションになる
  2. 全体の平均タイムを上げる=ミスなく走れないと平均タイムが上がらない
  3. オーバーテイク(追い抜きや追い抜かれ)のスキルを上げる

ということなどが挙げられるのですが、1.と2.が備わっていれば3.は必要ないことになります。

とはいえ、常にレースの予選で全体で1位(ポールポジション)を獲得することは難しい為、3.のスキルも必要にはなってくるのですが。また、まだまだ体力面でも十分ではないこともあり、レースが終わるとグッタリしてしまうことも少なくありません。

本人は集中をして体力や神経をすり減らしながら走行はしていると思いますが、レースが終わっても一般のスポーツ走行で何度も走るジュニアもいるため、体力はついていることに越したことはないんです。

結果

ベストタイムだけでみてみると前半30分では参加8台中3番手、マシンを乗り換えた後半の30分では2番手ということでしたが、平均タイムや時速Kmでの記録もしっかりと分析をして「課題抽出」→「対策立案」→「次回で実践」のサイクルに結びつけないといけません。

小学生の息子は今年6年生になりますが、自分が走行をしてみての感覚やタイムなどの数値のデータから自身の走りをしっかりと分析ができ、それを自身のコトバでわかりやすく説明ができるようになることが重要です。

やってみてわかって来たのですがレンタルカートの世界って、大人の私でも学ぶことがとても多いです。息子もこれから大人になって社会に巣立っていくわけですが、こうしたデータを基にした現状分析や課題解決のアプローチ手法、コトバで相手にわかりやすく説明できるプレゼンテーション力など、好きなカートの世界から必要なチカラが自然と備わってくれたらいいな、と思う次第です。

都度発生する走行料金はもとよりサーキットまでの往復の時間や交通費、装備品などコストもそれなりに発生しますが、これらのことが身につくのであればお勉強代として無駄にはならない(はず・・・笑)です。